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インプラントとは

歯が抜けて無くなった部分を治療、修復する機能的かつ審美的に優れた、最新の技術です。

画期的な歯科治療の方法としてメディアに登場する回数も多くなってきています。でも、インプラントって何?という方も多いのではないのでしょうか。そのような方向けに簡単に解説してみましょう。

 

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インプラントの概要

歯科治療におけるインプラントとは、歯を抜いた際、もしくは歯を失ったところにその失った部分を補う治療法のひとつです。

もともと「インプラント」とは、何かを「しっかり植えこむ」ことを意味する言葉で、歯科の世界では失ってしまった歯の部分に、アゴの骨に直接骨と結合する人工歯根を埋めこみ、その上に人工の歯を被せてかみ合わせを機能的、かつ審美的に回復する治療法です。
人間にとって「食べる」というのは何よりも大切な事です。
そして、「食べる」ためには歯が欠かせません。昔の人は現代人と比べて虫歯になりにくかったそうですが、それでも仏教の儀式に歯磨きがあったように、歯を磨くということは大切に思われていたようです。

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昔のインプラント

実は、昔から「インプラント」はありました。
例えば、遺跡やミイラなどから、石や宝石で出来た「インプラント」が見つかっています。
ただし、これらは実際に生きている人間が使っていたのか、死者に対する埋葬品なのか分かりません。実際に生きている人間が使っていたと思われる最古の「インプラント」は西暦 600年頃の物と言われており、下顎の骨に埋められていた貝殻の「インプラント」です。麻酔も無しに埋めたとすると、さぞ痛かったのではないでしょうか。
それでもしっかり食べるために用いたのだと思います。

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現代のインプラント

近代になってアメリカやヨーロッパではねじを歯の抜けた穴にねじこむ「インプラント」がありました。
しかし、この方法では顎の骨にしっかりと結合する所までは行かなかったため、微妙なすきまができ細菌が感染してしまう事も多かったようです。しかし、1952年にスウェーデンの若きP・I・ブローネマルク医師が微細血流の研究中にうさぎの骨に埋め込んだチタン製チャンパーが取れなくなっていることに気付きました。こうして、チタンと骨組織とが直接密着して結合し、チタンに加わった力が直接骨に伝わるようになる事を偶然にも発見しました。
これが、「オッセオインテグレーション」(骨結合)と呼ばれている状態です。その後13年の動物実験を経て、1965年に始めて人間に「チタン製インプラント」が使われました。その後、非常にたくさんの症例を経て現在に至っており、一つの学科として認められるほど有効な治療として確立されたのです。

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未来のインプラント

1.現在の最新式インプラント

現在インプラントの技術も進み、様々な症例における手術も成功しています。従来では骨の状態で適応しなかった患者さまにたいしても、サイナス・リフトGBR法など新たな施術法が開発されてきています。

2.再生医療

既に現在でも前述のGBR法など骨組織を再生させる治療が確立されています。
近い将来インプラントが完全に天然歯と変わらぬものになるとしたら、再生医療しかないでしょう。歯の場合、象牙質、セメント質、歯根部それぞれの培養は、だいたい成功の目処がつき始めています。
もっとも進んでいるのは象牙質で、5年ほどで臨床実験できるのではないかといわれています。象牙質の再生が出来れば、虫歯治療で削った象牙質を再生させるのか、あるいは再生したものを埋め込むのかわかりませんが、そのような方法が可能になってきます。
インプラントに関していえば、歯根膜の再生が出来ればさらに天然歯に近づくでしょう。歯根の周りには歯根膜という薄い膜があるのですが、人工のインプラントにはありません。歯根膜は噛む力を感じたり、歯周病になった時に痛みを感じるセンサーの役割を果たしています。歯の機能そのものにはなくても差し支えないのですが、歯根膜があれば噛む力の調整がうまくいき、歯周病にも早い段階で気がつくなどのメリットがあります。
本人の歯根膜から再生した人工歯根膜があればより完璧なものになっていくでしょう。

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