インプラント > SDC通信バックナンバー > SDC通信 Vol.8(2010年2月15日発行)

SDC通信Vol.8

インプラント疑惑問題ニュース

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インプラント紛争の実態・問題点

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スタッフ管理は大変?

歯科医院の経営で、スタッフのコントロールに悩むDrも多いようです。

「ワンポイント・レッスン」   〜私語の怖さ〜

先生方はクリニックのスタッフに、楽しく、気持ちよく働いてもらいたいと願っていることでしょう。
そんな思いから、スタッフの私語を野放しにしていませんか?厳しく言うと、職場が殺伐してしまうと考えてしまう先生もおられることでしょう。
私語は接客業において、顧客満足度を低下させるといわれています。
クリニックの経営においても、小売業やサービス業と同じく、接客は大きな要素です。
接客の観点から、私語にとくに注意したいものです。

ここで、ちょっと実験をしてみましょう。次のことを想像してみてください。
みなさんはいま、小さなカフェに座っています。リラックスした気分を味わっています。カウンターの中で、店員同士が楽しそうにプライベートな会話をしています。 あなたは、どのような思いになりますか?

「ほほえましい光景で、悪い気はしない」と思ったら、要注意です。
ふだんからスタッフの私語に対して、寛容な態度をとっている可能性があります。
一方で、「仕事中なのに、私語をして不快に感じる」と感じる人がいることも事実です。むしろ多いかもしれません。
カフェの経営などでは、店員に私語をさせないのが望ましいのです。

これは、クリニックの経営でも同じことがいえます。
みんなから見えるところで、スタッフが私語をしていると、仕事中なのに不謹慎だ」と眉をひそめる患者さんがいるはずです。
若いスタッフを抱えていると、コントロールするのに苦労するかもしれません。スタッフのモチベーションを下げることなく、職場の決まりをしっかりと守らせるのは難しいものです。しかし、患者さまがそうした接客の視点でクリニックを選ぶのも事実です。
ぜひ、「当院は接客レベルを極めるんだ」という気概を持って、スタッフの接客向上に努めてください。
そのために、3つの工夫をしてみてはどうでしょうか。

1つめは、朝礼をひらくこと。
朝礼では「患者さんの立場に立った接客を心がけます」などのキャッチフレーズを、全員で読みあげましょう。

2つめは、朝礼で読み上げる接客のキャッチフレーズをカードに書いて、スタッフの名札とともに、胸のバッジやストラップに入れる。
キャッチフレーズがスタッフや患者さんに見えることで、スタッフの接客に対する意識を高めることができます。

3つめは、夕礼をひらいて、全員でその日の接客について確認しあうこと。
先生がその日に気づいた良い点や反省点をスタッフに伝え、スタッフから、改善した方がよいところを提案してもらいます。先生は、提案したスタッフを、みんなの前で褒めてあげてください。
そうすると、スタッフのモチベーションが向上し、職場全体で接客レベルを高めようとするムードが盛り上がります。


ご参考まで・・・

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患者満足度アップ

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松本健先生のワンポイント講座

歯科医師 百木広太の労務カルテ #8 <オリジナル就業規則の作り方−3『休職の規定』>

〜 前回までのあらすじ 〜

歯科医師『百木 広太(ももき・こうた)』は、自ら経営する『モコ・クリニック』オリジナルの就業規則作成に着手した。大学の先輩に紹介してもらった社会保険労務士が、オリジナルの就業規則を作成するために重要なポイントを教えてくれた。それは、
1.複数の専門家の意見を聞きながら作成すること、 2.はじめにしっかりとしたヒアリングを受けること、 3.就業規則全文を読み合わせすること、
の3点であった。

〜 ストーリー編 〜

「こんにちは」
「百木先生、お昼休みのお時間をいただいて恐縮です」
2人の社会保険労務士(以下、「社労士」と略す。)がクリニックに入ってきて挨拶をした。オリジナルの就業規則作成に着手してから3回目の打合せである。
「どうぞ、中に入って下さい」
広太が入口まで迎えに来て、2人の社労士に声をかけた。前回と同様に、3人は奥のスタッフ控室で打合せを始めた。

「それでは、早速ですが、就業規則原案の読み合わせを行います」
前回と同様のスタイルで打合せが始まった。広太は、社労士が読み上げる条文を目で追いつつ、内容の確認や、用語の意味について質問をしながら打合せが進められた。
「わかりました。それでは、この部分は、先生が希望される内容を反映するように、次回までにこちらで文案を考えてきます」
社労士の一人が広太との話を進めて、もう一人の社労士が打合せ内容のメモをとっている。打合せ内容の議事録であり、お互いのための備忘録でもある。前回は、打合せの翌日に、『打合せ内容のまとめ』としてメールで送られてきた。記憶が新しいうちに振り返りができるので、とてもありがたいことである。

「次は、休職に関する定めです。では、条文を読みます。『第13条(休職)従業員が次の各号の一に該当する場合は、原則として休職を命ずる。第1号、傷病休職:業務上以外の傷病(通勤災害を含む)により、欠勤が所定休日を含め引き続き30日に達したとき…』
「あ、ちょっと待って」
ふと、広太が口をはさんだ。
「そもそも休職の規定って、必ず設ける必要があるの?」
「いえ、必ずしも必要ではありません。クリニックとしてすでにルールが決まっていれば、就業規則に記載する必要があります(※)が、たしか、事前ヒアリングの際に、休職の規定については規定案を見て検討したいから、一応規定を作っておいて、ということだったと記憶しています」
「あー、そうだった」
広太は思い出してニコッと笑い、言葉を続けた。

「ところで、クリニックにとって、休職の規定を設けることのメリット・デメリットは、どんなこと?」
「どちらも色々ありますが、ポイントを1つに絞ると、メリットは、スタッフを大切にするクリニックであるとアピールできるところです。デメリットは、実際に休職者が出た際に経費がかかるところです」
「休職期間中は給与を支給しなくても良いんでしょ? それなのに経費がかかるって、どういうこと?」
広太は、まるで理解ができないと言わんばかりだ。
「はい、給与を支給しない、という定めも可能です。しかし、その場合でも、社会保険料の会社負担分は発生します。休職期間中は、原則として標準報酬月額が改定されませんので、従来とほぼ同額の社会保険料が経費として発生するのです。また、休職中のスタッフが負担する分の社会保険料については、本人から振り込んでもらうなどしますが、毎月のことですので、その管理も意外と面倒なことです」
「なるほどねぇ。社労士さんの話を聞いていると、休職の規定は設けなくてもいいような気がしてきたな。でも、せっかくだから、もう少し聞かせてよ」
「はい、もちろんです」

「スタッフにとって、休職することのメリット・デメリットはどうなのかな?」
「デメリットは、ほとんどありませんね。メリットは、休職期間中は雇用契約が維持されることです。例えば、病気やケガによる休職では、クリニックに籍を置いたまま療養に専念できるというわけです」
「でも、給与がもらえないとなると大変だよね…」
「健康保険に加入しているスタッフであれば、給与額のおおよそ3分の2が『傷病手当金』として支給されるので、収入面ではそれほど大変ではないと思います。」

「ふーん、そうなんだ。ところで、休職期間って、どの位の長さが一般的なの?」
「休職の理由にもよります。また、スタッフの勤続年数によって差を設けることも可能です。例えば、傷病休職の場合、休職期間は、勤続1年未満は1カ月、勤続1年以上5年未満は3カ月、勤続5年以上は6カ月、などと定めます」
さらに社労士の説明は続く。
「クリニックとスタッフのトラブルを未然に防止することは、就業規則の重要な役割ですが、この休職に関することでトラブルになりやすいのは、傷病休職したスタッフが復職を希望したときの扱いです」
「えー、なんで? 仕事に復帰してくれるんでしょ、大歓迎じゃない?」
「先生から見て、まだ患者さんの前に出てもらえるまでに回復していないと思っても、本人が仕事に復帰したいと言い出したらどうしますか?」
「…………」
広太は、疲れと空腹から集中力を欠いてきた。思考回路の動きも鈍ってきたようだ。

「休職の規定を考える上で、重要なことがさらに2つあります」
「え、まだ2つもポイントがあるの?」
「1つは休職に入るまでの期間をカウントする上での欠勤期間の通算、もう1つは休職事由が解消したとして、復職してから再度、休職した場合に備える休職期間の通算です」
「う〜ん…」
さすがに、広太の表情に疲れの色が見えてきた。
「百木先生、まだお昼ご飯を済ませていないんですよね? だいぶお疲れのようですから、続きは次回にしませんか?」
社労士の提案に、広太はホッとしたような表情を浮かべてうなずいた。

(※)クリニックのスタッフ全員に共通するルールとして決まりがある場合、それは『相対的必要記載事項』として、就業規則に記載することが必要です。≪歯科医師 百木広太の労務カルテ#5 〜解説編〜 ≫をご参照下さい。

≪次回に続く≫

〜 解説編 〜

○休職の規程

私傷病(=業務上以外の理由による傷病)休職に関してトラブルになりやすいのは、復職させるタイミングです。休職の事由となった病状がほぼ回復したとして、スタッフが復職を申し入れてきた場合であっても、クリニックとして、従前の職務に就けるまでには回復していないと判断した場合、その判断が妥当であれば、復職を認めないことも可能とした裁判例があります(平仙レース事件 浦和地裁 判決 昭和40年12月16日)。

しかし、より近時の裁判例では、従前の職務に就かせることが不可能である場合にも、その他の職務に就かせることを検討する等の配慮を為すことも、経営サイドには求められています(エールフランス事件 東京地裁 判決 昭和59年1月27日)。

したがって、休職の規定を設ける際には、決して安易に定めることなく、慎重に検討することが必要です。

社会保険労務士 松本 健・著
特定社会保険労務士 横田 真保美・法律監修

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新会員紹介

アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿院長 小川 朗子先生
〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-4-1 VANDAビル2F
Tel:03-5459-3163
小川 朗子

プロフィール

1971年生まれ
1996年 鶴見大学歯学部卒業
1997年 用賀歯科クリニック勤務
2000年 南青山デンタルクリニック 副院長
2006年 アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿開院

・日本抗加齢医学会   ・アロマテラピーアドバイザー
・日本抗加齢医学会認定専門医  ・日本アロマ環境協会
・日本審美歯科学会    ・日本矯正歯科学会
・ドライマウス研究会   ・抗加齢歯科医学研究会
マツザカヤデンタルクリニック院長 木津喜 健先生
〒110-0005 東京都台東区上野3-29-5上野松坂屋本館8F
Tel:03-3832-0770
木津喜 健

プロフィール

昭和44年12月30日生まれ
1994年3月 日本歯科大学新潟歯学部 卒業
1994年4月〜1995年3月 日本歯科大学新潟歯学部付属病院 勤務
1995年4月〜1998年9月 東京医科大学病院 口腔外科学講座勤務
1998年10月〜     医療法人社団 悠和会 上野松坂屋歯科診療所
           現 マツザカヤデンタルクリニック
2002年  医療法人社団 悠和会 マツザカヤデンタルクリニックの理事長就任

・日本口腔外科学会 会員   ・日本口腔インプラント学会 会員
・日本歯科大学 臨床講師   ・厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医
・日本大学歯学部法医学教室 特別研究生
・AOIS 浅草インプラント研究会 所属

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SDCアドバイザー紹介

SDCでは、各分野の専門家の方にアドバイザーとなっていただいております。
ご相談されたい先生は、まずは事務局までご連絡下さい。

森山 満

森山 満

・昭和31年5月7日生 茨城県出身(出生地/新潟)
・昭和56年法政大学法学部 卒業
・民間企業勤務を経て、昭和63年司法試験合格
・平成3年弁護士登録(第2東京弁護士会所属)

【主な著書】
「債権管理・回収完全マニュアル」
「債権管理・回収の進め方」
「医療過誤・医療事故の予防と対策」(中央経済社)
「クレーム処理と悪質クレーマーへの対応」(商事法務)
「会社役員の職務と責任」
「会社財産の運用と管理」(共著・新日本法規出版)
【得意分野】
企業法務全般、危機管理、医療過誤(医療機関側)

森山経営法律事務所
医療過誤(医療機関側)分野専門

 

松本 健

松本 健

・平成8年3月 日本大学 国際関係学部 卒業
・平成8年4月 城南信用金庫 入社 狛江支店に配属
・平成12年1月 新井会計事務所(税理士事務所)入社
・平成15年4月 大村公認会計士事務所 入社
・平成16年1月 上記、大村公認会計士事務所 在職中に、
         事務所内独立により、社会保険労務士事務所
         (あおぞら事務所)を中央区銀座に開業
・平成17年1月 大村公認会計士事務所 退社に伴い、
         あおぞら事務所を渋谷区代々木に移転
・平成19年1月 株式会社あおぞら事務所を設立、
         代表取締役に就任

社会保険労務士 あおぞら事務所代表
株式会社あおぞら事務所 代表取締役

 

三宅 大輔

三宅 大輔

・昭和49年5月5日(子供の日)生 おうし座・O型・寅年 横浜市出身
・駒澤大学経済学部 卒業
・資格 シニア・ライフ・コンサルタント
トータル・ライフ・コンサルタント
社団法人生命保険協会認定FP
・趣味 ゴルフ 水泳
・座右の銘 「大きく打てば大きく響く 小さく打てば小さく響く」
・得意分野 個人向け生活設計のアドバイス
法人向け財務改善のアドバイス

社団法人 生命保険ファイナンシャルアドバイザー協会
  東京協会 理事
アクサ生命保険会社
  エグゼクティブ フィナンシャルプラン アドバイザー

 

八児 正紀

八児 正紀

・防衛大学校卒業
・英国証券、米国投資銀行を経て、
・医療法人福寿会へ移籍。
 理事長直轄で経営戦略立案・人材開発を担当する。
・埼玉回生病院事務部門代表、地域保健部コーディネータ、
 新病棟建設副委員長等を歴任。

1999年に独立後、複数のグループ診療所の立上・運営支援を行い
 事務長を歴任。
2001年に株式会社メンターズを設立。
 チェーンオペレーションを行う医療機関グループのマネジメント支援や
 品質管理、ヘルスケアセクターの新規事業に関する企画監修、
 株式公開支援、資金調達支援等を行っている。

(社)日本医業経営コンサルタント協会認定コンサルタント
  上級ビジネスコース修了(CABAC)
東京医科歯科大学医学部非常勤講師
  (保健医療福祉制度論演習)
(社)日本医業経営コンサルタント協会認定講師

 

前田 泉

前田 泉

東北大学卒。
英国国立レスター大学経営学修士課程修了(MBA)。
外資系製薬会社にてマーケティングに従事後、2004年5月に医療分野に特化した患者満足度調査(実績:800診療所、患者3万人以上)の実施及び患者満足度向上に関するコンサルティングを提供するスナッジ・ラボ(株)を設立。代表取締役。

【所属学会】
日本総合診療学会/日本プライマリ・ケア学会
日本医学教育学会/医療の質・安全学会
日医療・病院管理学会/NPO日本インターネット医療協議会運営委員
NPO日本医療教育プログラム推進機構理事
【主な著書】
『患者満足度〜コミュニケーションと受療行動のダイナミズム〜』2003 日本評論社
『実践!患者満足度アップ』2005、日本評論社
『コミュニケーション スキル トレーニング -患者満足度の向上と効果的な診療のために』2007、医学書院 (分筆担当)
『患者不満とリスクマネジメント』2008、シービーアール

スナッジ・ラボ株式会社 代表取締役

 

廣田 祥司

廣田 祥司

・SDC代表
・フォーユーメディカル株式会社代表取締役
・青山学院大学卒業
・立教大学大学院ビジネスデザイン研究科
  博士課程前期課程(MBA:経営管理学修士)
・立教大学大学院医療経営研究会所属

全日本SEO協会 公認コンサルタント
日本ベンチャー学会会員
日本口腔ケア学会会員
日本医療情報学会会員
日本医業経営コンサルタント協会会員
医療経済学会会員

 

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SDC事務局より

第2回SDC総会の動画UP!

SDCメインサイトのトップページ「SDC動画紹介」の「SDC活動紹介」メニュー内に第2回SDC総会の様子の動画をアップいたしましたのでご報告します。

SDCサイトにリスティング広告を開始しました!

SDCでは SDCサイトに、リスティング広告をしています。

会員さまの各エリアと「審美歯科」「インプラント」「矯正歯科」費用・料金と「審美歯科」「インプラント」「矯正歯科」などを組み合わせて対応させていただいております。

各エリアでの見込み患者さまに、先生方のクリニックのページに流入してもらうための対策にもなります。

新会員ご紹介のお知らせ

2月より、
アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿 院長 小川朗子先生
マツザカヤデンタルクリニック 院長 木津喜健先生
に会員となっていただきましたので、前ページでご紹介させていただきました。

第3回SDC総会のお知らせ

第3回SDC総会は8月1日(日)に予定しております!

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【SDC事務局】

運営:フォーユーメディカル株式会社

〒103-0005 東京都中央区日本橋久松町11-8 日本橋118ビル6F

TEL:03-5645-8338(担当:藤原)

E-mail:info@sdc-japan.com

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