インプラント > SDC通信バックナンバー > SDC通信 Vol.36(2012年6月15日発行)

SDC通信Vol.36

SDC クリニック見学&インタビューリレー

今月から新企画「SDC クリニック見学&インタビューリレー」を開始いたします。
この企画はSDCスタッフが会員の先生のクリニックに訪問し、院内の見学とインタビューをおこなうという企画となっております。

今回の企画の趣旨ですが、以下の2点を目的としております。

1. SDC会員同士がもっとお互いを知り合うことで連携を活性化させ、
有益なシナジーを生めるきっかけづくりをご提供いたします。

2. SDC会員同士が情報を発信し合う事で、他院の考え方や取り組みを知り、今後の歯科医院経営に役立つヒントを共有していただきます。

第1回目は東京都豊島区で開業されている、仙田歯科医院様にご協力いただきました。
仙田直樹先生、お忙しいなかご協力いただき本当にありがとうございました!

クリニック見学&インタビューリレー第1回 仙田歯科医院様

① 仙田院長 自己紹介をお願いいたします

仙田歯科医院 仙田直樹先生

私は豊島区大塚で開業しております仙田直樹と申します。
歯周病を専門(日本歯周病学会歯周病専門医)として治療をおこなっており、日本顎咬合学会かみあわせ認定医、国際インプラント学会認定医の資格も持っております。
現在5人家族で、休みの日は子供と遊んだりするなど家族との時間を大切にしています。趣味は旅行と音楽で、日頃張りつめている気持ちをリフレッシュさせています。
特に音楽に関してはCDよりライブで聴くことが好きで、業界は異なりますがプロとしての心構えなどを学びとるようにしています。

 

② 医院の特徴を教えてください

仙田歯科医院 スタッフの皆さん

大塚は住宅街なので地域に密着した一般診療がメインとなっております。大塚という場所柄、高齢者の患者さんも多く歯周病を含む診療が中心となっていますが、難易度の高い症例にも対応できるように日々技術を磨くように心がけています。
また一緒に働いているスタッフはとても勉強熱心で、常に技術の向上を心がけています。患者さんの立場に立ち、やさしく温かい対応をしてくれるのでとても助かっています!

 

③ 患者様に満足していただくために心がけていることを教えてください

患者さんが歯科医院に来院されるということは、何かしらの不安や悩み抱えていらっしゃいます。
まずは患者さんの話を良く聞き、症状や悩み不安に感じていること正確に把握します。その上で、患者さんに合った適切な治療をおこない、痛みや不安を和らげるように心がけています。
また最善の治療をおこなうためには患者さんの協力も必要不可欠です。高い治療技術は大前提
ですが、患者さんとの信頼関係を構築し、最後に笑顔になっていただけるように心がけています。

つまり、仙田歯科医院の治療をひと言で表すと…

ソフト(オペレーション) + ハード(治療技術、設備) + ハート(心を込めた治療)

つまり患者さんに快適に治療に臨んでいただける環境をつくり、確かな技術と設備で患者さんをお迎えします。そして患者さんの健康と幸せを願い、スタッフ全員で心のこもった治療を目指しています。

④ 心に残っている患者様とのエピソードを教えてください

白を基調とした清潔感のある店内

私が研修医だったころから通っていただいている患者さんのお話をさせていただきます。その患者さんは、ご縁があって以来17年間ずっと私を信じて来院してくださっています。
治療を開始した頃が59歳だったので、現在は76歳になっているのですがまだ28本の歯が残っており健康な口腔状態を維持しています。80歳までに健康な歯を20本残しましょうという「8020」という運動がありますが、その患者さんとは「8028」という共通の目標を目指し一緒に治療をおこなっています。

まだ歯科医師になって短いですが、この患者さんのように長い期間でお付き合いさせていただき、健康な口腔環境を維持して元気でいてくださるのは本当にうれしいです。今後もこのようなお付き合いのできる患者さんを、一人でも多く増やしていきたいです。

 

⑤ これからチャレンジしていきたいことを教えてください

これから日本は超高齢化社会を迎えるにあたり、一人でも多く元気な状態でお過ごしいただけるお年寄りを増やしていくことが重要になってきます。これまでと変わることなく地域に密着した治療をおこない、患者さんのお口の健康を保っていきたいです。

また、今後は「食育」にも取り組んでいきたいと思います。「食」とは書いて字のごとく「人」を「良く」すると書きます。つまり、「正しい食生活 = 健康」に結び付きます。中年期は食生活の乱れによる肥満や生活習慣病の影響で健康が悪化しはじめる方が増えてきます。また、高齢期になると口腔環境が悪化し、満足にものが食べられないために「低栄養」や「栄養失調」になってしまうという悲しい現実もあります。さらに、近年幼児の虐待やネグレクトが社会問題になっていますが、子供の口を見ればある程度その子の食生活や家庭環境の推測がつき、悲劇を未然に防ぐことができるかもしれません。

今後はただ単に歯を治すだけでなく、「食育」を通してもう一歩踏み込んだ治療をしていきたいです。

⑥ これからのSDCに期待することを教えてください

まだ参加できていませんが、先日開催していただいたインプラントライブオペなどは大変関心があります。このような機会があればぜひ今後もご案内していただきたいです。
また、SDCには素晴らしい実績とお人柄を持ち合せた魅力的な先生方が沢山いらっしゃいます。今後このような先生方との接点を持てる機会を増やしていただき、高度な医療ネットワークを実現させていただいたいと思います。

⑦ 仙田先生より最後に一言お願いします!

SDCには昨年入会させていただきましたが、東日本大震災もあり気分も若干沈みがちでした。しかし入会をきっかけにSDC会員のポジティブな先生と知り合うことができ、元気とエネルギーをいただくことができました。
今後も学閥や派閥にとらわれず、垣根を越えた交流ができるグループにしていって欲しいです。

 

〜インタビューを終えて〜

インタビューでクリニックに伺うと、まだ何名か患者さんが残っていらっしゃいましたが、スタッフさんと患者さんが笑顔で楽しそうに会話をしている様子が目に入ってきました。
仙田先生がおっしゃっていた通り、優しく思いやりのあるスタッフさんが、しっかりと患者さんと信頼関係を築いているのだなと強く感じました。

仙田先生、お忙しいにも関わらずインタビューと撮影にご協力いただき
本当にありがとうございました!

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クリニックとインターネット Serial 2

<1> 医療トラブルは他人事?

医療トラブルを他人事と思っている医療従事者は、案外と多いのではないでしょうか。

  • ○ 事故が起こるような治療をしていない
  • ○ 仮に起こっても、賠償保険に入っている

だから安心という理由のようです。
皆が事態を冷静に解決しようという姿勢を持っているならば、確かにそれで十分、トラブルは他人事かもしれません。

しかし、現実は違います。

例えば、自動車事故のトラブルで考えてみてください。
歩行者や自転車側に落ち度があっても運転手が責任を負わされます。もらい事故の様に巻き添えをくう場合もあるでしょう。保険に入っているし安全運転しているからといって、事故に遭わないとは言い切れません。
また、事故の相手によっては、保険会社に任せておけば済む話ではなくなり、大きなトラブルに発展する可能性もあります。

医療も同様で、自分に落ち度があるかないかに関わらず事故は向こうからやってきます。また、昔は、大抵の事故は誠実に対処していくことで解決の方法を見出すことができましたが、現代は相手方の手段が多様化し解決の糸口すらみつけられないトラブルも多発しています。

<2> 手段の独り歩き

ギリシャの哲学者アリストテレスが「人間は社会的動物である」という言葉を残しています。
蟻や蜂も社会的な生き物とされていますが、一個体が複数の多様な役割を担う様な複雑な社会は、人間社会だけの特徴だそうです。

社会生活では、それぞれの役割によって利害が異なります。そのため意見の対立が起こることは防ぎようがありません。近年のように社会が複雑になればなるほど対立は激しさを増し、どちらが正しいか判断する事が難しくなってきています。

対立が激しくなり正否の判断が難しい。そういった状況で起こるのが手段の過激化です。それも、互いが歩み寄るための手段ではなく、自分が正しいということだけを主張するための手段が過激になり、解決への道は閉ざされるという、目的を逸脱して手段が独り歩きするようになります。

事故をきっかけとし、クリニック、執刀医やスタッフに対してインターネット上で匿名の攻撃をしかけるような行為は、目的を逸脱し独り歩きした手段の最たるものではないでしょうか。

<3> 実録:ブログによる攻撃

あるクリニックで、いま現在も実際に起こっているトラブルをご紹介させていただきます。

医療事故が起こり、当事者同士で協議して双方ともに弁護士をたてて話し合うこととなりました。クリニックでは保険に入っていたので、院長は話し合いを保険会社の弁護士に委ね、自身では開示資料の準備などを誠実に行っていました。
結局、話し合いでの解決には至らず裁判となりました。両者で協議した時に、示談できなかった時には公正な判断を仰ぐために裁判としましょう、という話になっていたので、院長は残念だけど仕方がないと受け入れました。

しかし裁判が始まってすぐに、ネット上の匿名ブログで裁判の内容がすべて公開されだしたのです。それだけではなく、そのブログを引用したブログが更に何百件も氾濫し始めました。

弁護士を通じて相手方に通知をしても、知らぬ存ぜぬで押し通されました。当然、警察・裁判所・サイト運営者など、出来る限りのところに相談をもちかけましたがどこも対処することができず、裁判開始から約1年が経過した現在でも、そのクリニックの名前で検索すると裁判内容のブログと悪評のブログが検索1ページ目の殆どを占めるという状態が続いており、来患数は激減しています。

覆面を被って柱の陰に隠れながら石を投げつける、そういった悪質な嫌がらせがいつ誰の身に降りかかるかわからない、それが現代社会の怖さといえます。

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コーチングを活用した院内コミュニケーション向上のポイント

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新規会員のご紹介

南池袋 友和デンタルクリニック院長 行田 長隆先生
〒171-0021 東京都豊島区南池袋2-17-1 第三岩田ビル2F
行田 長隆先生

プロフィール

  • 平成16年 日本大学松戸歯学部卒
  • 平成16年 高尾歯科医院勤務
  • 平成19年 バンダイ歯科勤務
  • 平成20年7月 友和デンタルクリニック開業
医療法人社団新正会 安藤歯科理事長 安藤 正実先生
〒351-0012 埼玉県朝霞市栄町4-5-11
安藤 正実先生

プロフィール

  • 1983年 昭和大学歯学部 卒業
         東京歯科大学 川島泰三先生に師事
         Apaceram System Implant 研修
  • 1985年 東京都板橋区高島平に「安藤歯科医院」 開設
  • 1986年 埼玉県朝霞市に「第二安藤歯科医院」 開設
  • 1987年 静岡県伊東市に「伊豆高原歯科医院」 開設
  • 1995年 厚生大臣認可医療法人 新正会 設立
  • 1998年 IAT Implant System 認定施設(IAT Implant Center)
  • 2001年 Camlog Implant System(ドイツ) 認定施設
  • 2003年 Nobel Biocare Implant System(スウェーデン)認定施設
  • 2005年 新正会「東京・安藤歯科インプラントセンター」開設
  • 2009年 新正会「安藤歯科・ORCインプラント矯正センター」開設
  •  
  • 歯学博士
  • 日本歯科医師会 会員
  • 東京都歯科医師会 福祉共済常任委員
  • 昭和大学インプラント科所属
  • 南カリフォルニア大学 客員研究員
  • 社団法人 日本口腔インプラント学会 専門医
  • 社団法人 日本口腔インプラント学会 ユニバーサルインプラント研究所 理事
  • 日本アンチエイジング歯科学会 理事
  • ISO (International Soceity of Osseointegration) 理事
  • ICOI (International Congress of Oral implantologists)
  • 国際インプラント学会 認定医
  • 特定非営利活動法人 口腔医科学会 認定医
  • ノーベルバイオケア公認メンター
  •  
  • 財団法人 日本歯科審美学会
  • AO(America institute of osseointegration) active member
  • EAO(Europe association of osseointegration) active member
  • ISO(International soceity of osseointegration)
  • USC ジャパン・デンタル・アソシエーション

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SDC事務局からのお知らせ

SDCに新たな賛助会員が2社加わりました

この度SDCに新たな賛助会員が2社加わりました!
両社ともに素晴らしいサービスをお持ちなので、今後の展開が非常に楽しみです。次回のSDC通信で詳しくお知らせさせていただきます。

◆株式会社 アクシオン・ジャパン 様 (デジタルパノラマレントゲン)
http://www.axionjapan.com/

◆株式会社 KAWARYO PGM 様 (歯科用金属回収)
http://www.kawaryo-pgm.jp/

SDC提供 むし歯予防週間特別番組が放送されました

2012年6月8日(金)に、TOKYO MXテレビにて歯科医療グループSDC提供の6月虫歯予防週間特別番組が放送されました。

<タイトル>
歯から始まるセカンドライフ  〜アンチエイジングのカギは「口元」に!?〜

SDC顧問の朝波惣一郎先生、SDC会員の東京銀座歯科中平宏先生、西原正弘先生をはじめ、沢山の方にご協力いただいたおかげで完成度の高い番組ができあがりました。

今後も様々なメディアを駆使し、SDC会員の皆さまのお役に立てればと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

【SDC事務局】

運営:フォーユーメディカル株式会社

〒103-0005 東京都中央区日本橋久松町11-8 日本橋118ビル6F

TEL:03-5645-8338(担当:藤原)

E-mail:info@sdc-japan.com

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