インプラント > SDC通信バックナンバー > SDC通信 Vol.38(2012年8月15日発行)

SDC通信Vol.38

第5回SDC総会「いまこそ ひとつに」

2012年7月29日(日)品川プリンスホテル メインタワーにて第5回SDC総会「いまこそひとつに」 が開催されました。当日はSDC会員の先生方を中心に100名以上の方にご来場いただき、 これまで開催された5回の中で最大規模の総会となりました。 今回は 〜歯科界の大変革期に求められる歯科医院経営とは〜 というテーマのもと、講演 やパネルディスカッションなど色々なプログラムが実施されました。

 

 

 

「開会のご挨拶」
SDC顧問であり、国際医療福祉大学三田病院 歯科口腔外科 教授 朝波惣一郎先生の挨拶により、第5回SDC総会がスタートいたしました。 (上段左)

医療法人財団興学会 代表理事 小野芳司様には「海外にみる最新歯科事情」というテーマでお話いただきました。  (上段中央)

ヨコハマデンタルクリニック  金子泰雄先生からは「激戦区横浜で成功した歯科医院が新たな挑戦をする理由」 というテーマでご講演いただき、不確実な世の中を生き抜くための歯科医院経営についてお話いただきました。 (上段右)

医療法人学而会 永田歯科医院 永田彰純先生には、「国外の現場を経験した歯科医師が語る 日本と海外の治療の違い」というテーマでお話いただきました。経験豊富な永田先生より、臨床、経営両方の側面からお話いただきました。 (下段左)

パネルディスカッション 「明るい歯科界を実現させるために今必要なこと」
写真左から : 日本アンチエイジング歯科学会会長 松尾通先生、有限会社エイチ・エムズコレクション 濱田真理子様、 CHP研究会代表・佐藤歯科医院 佐藤信二先生、こうざと矯正歯科クリニック 上里聡先生、
司会進行 SDC代表 廣田祥司  (下段右)

 

 

前スターバックスコーヒージャパン株式会社 CEOの岩田松雄様からは、「異業種から学ぶ、歯科医院経営者に求められる真のリーダーシップ」という内容でお話いただきました。会場からは沢山の質問が出て、大変盛り上がりました。 (上段左)

休憩時間には、多くの先生方がブースを熱心に見学されていらっしゃいました。今回は総会会場には7ブース、懇親会場には3ブースの出展がありました。ブース出展にご協力いただいた皆さま、ご協力いただきありがとうございました! (上段中央)

総会実行委員長の藤原により、SDCの設立目的や提供しているサービスの説明、今後の展開についてお話しさせていただきました。 (上段右)

「閉会のご挨拶」
SDC代表 廣田の閉会の挨拶により、第5回SDC総会セミナーの部は終了いたしました。多くの方々に支えていただき、なんとか無事終えることができました。長時間にわたりご清聴いただきありがとうございました。
(下段左)

懇親会は別フロアへ移動し、立食パーティー形式でおこなわれました。和やかな雰囲気の中で、会員のドクター、アドバイザーの先生方、講師の方々、ゲストの皆さんが楽しく情報交換や交流をされていました。
(下段中央)

SDC総会参加者全員による記念写真撮影です。皆さま、当日は長い時間ありがとうございました!そしてお疲れさまでございました!来年もよりよい総会にできるよう、スタッフ一同取り組んでいきたいと思います。
(下段右)

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SDC クリニック見学&インタビューリレー

クリニック見学&インタビューリレー第3回 永田歯科医院様

① 永田 院長 自己紹介をお願いいたします

永田歯科医院 永田 彰純 先生

東京都大田区蒲田(最寄り駅:京浜急行「梅屋敷」駅)で開業している永田です。

1979年10月に開院して以来、生後間もない乳幼児から100歳くらいの高齢者まで、幅広い年齢層の患者さんを診療してきました。出身は宮崎県ですが、当時地元に医療系の大学(医学部、歯学部)がありませんでした。

現在のようにインターネットも無かったため参考に出来る文献も少なく、手に入りにくかったこともあり、勉強するためには東京に出ないとだめだと感じ進学を期に上京しました。

当初は宮崎に帰って開業することも考えていましたが、当時東京大学で研究を進めており、それを途中でやめてしまうのも嫌だったので東京の地に残り開業することになりました。

また、仕事以外では現在ゴルフを頑張っています。

SDC会員の中にも相当な腕前の先生がいらっしゃるようなので刺激を受けています(笑)

 

② 医院の特徴を教えてください

当院は予防歯科をメインでおこなっています。また、当院はインプラント治療を得意として いますがインプラントはあえて予防歯科のカテゴリに入れています。それではなぜインプラントを予防歯科のカテゴリに入れているかというと、理由は2つあります。

1、歯周病を安定化させることができる点
2、咬合の再構築ができる点

先ほども申し上げましたが、当院は、予防処置をベースとした歯科医療を実践しており、 それらは大きく4つのカテゴリに分類されます。

(1)虫歯の予防 (2)歯周病の予防 (3)歯列不正の予防 (4)咬合崩壊の予防

つまり予防歯科を実践するためには、虫歯や歯周病の予防、歯列や咬合を整える 必要があり、そのための手段の一つとしてインプラントは欠かせないと考えているからです。

また当院は歯科医師、歯科衛生士の育成にかなり力を入れています。

私たちは「チーム医療」を目指しており、それを実現させるためには個人個人の能力を向上させることが必須です。スタッフひとりひとりの特性を見極め、得意な部分を伸ばし、苦手な部分はフォローアップするという形をとっています。

それから医院を見学にくる歯科関係者が多いのも特徴です。見学にいらっしゃった方の多くが、たいへん喜んで帰ってくださっています。

 

③ 患者様に満足していただくために心がけていることを教えてください

永田歯科医院様のエントランス

治療をお受けいただいた患者さんにアンケートをご記入いただき、常に改善を図っています。また、実際にアンケートでご要望があった内容で改善できたものに関しては、院内の掲示でご報告するようにしています。

また、細かいことですが口腔内に手を入れる際には常に「ソフトタッチ」を心がけています。これは私が長年の臨床経験で培ってきた感覚的な話なのですが、経験が浅いとどうしても「ハードタッチ」になりがちです。
口の中は機械ではないので、優しく柔らかいタッチを心がけ、患者さんに安心して治療を受けていただけるとように取り組んでいます。実際臨床経験の浅い歯科医師と私が、同じ患者さんの口腔内に手を入れた場合、感じ方はまったく違ってくると思います。

良い治療を目指すには、このような小さいことにまで気を配り、考え、実践していくことがとても 大切だと思っています。

④ 心に残っている患者様とのエピソードを教えてください

思い返すと沢山あるのですが、最近あったエピソードをお話させていただきます。

これはかなり前に私が診療していた患者さんのお話です。当初は私がその患者さんを担当していたのですが、チーム医療を目指す当院の方針で勤務医に担当を交代しました。
そのときはそのまま治療が終了したのですが、今回その患者さんが期間を空けて再来院されました。
たまたま院長の私が担当として診ることになったのですが、なんとその患者さんが帰り際に受付で泣いているのです。
どうしたのかと聞いてみると、また院長先生に診ていただくことができたのが嬉しくて感動して泣いていらっしゃったそうです。

私はこのエピソードで色々と考えさせられました。チーム医療を目指す我々としては、勤務医や歯科衛生士を育てるために沢山経験を積ませレベルアップを図ることがどうしても必要になります。しかし患者さんの満足感、安心感を満たすためには、院長自ら患者さんに対応した方が良いに決まっています。もちろん患者さんから必要とされることは嬉しいですしね。
しかし、永田歯科医院では「チーム医療」をおこなうことを目標としています。
治療内容、難易度によっては担当者を変えざる得ない場合もあります。
私たちが目指すところを患者さんにしっかりとお伝えし、ご理解いただけるように取り組んでいきたいと考えています。

 

⑤ これからチャレンジしていきたいことを教えてください

永田医院様のチーム医療

当院は志と信念を持ちハイレベルな歯科治療を目指し日々取り組んでいます。その一方で、残念なレベルの治療をおこなっている歯科医院も現実には沢山あります。ちょっと失礼な言い方かもしれませんが、当院の診療内容、診療レベル、診療システムが日本の歯科治療のスタンダードになるようにできたらと思っています。
そして、それらを実現させるために、私たちは日々模索し活動しています。

また当院では、「一般の患者さんから高評価を得る歯科医院を目指すのはやめよう」と常にスタッフに言い続けています。一般の患者さんの評価基準というのは「優しい」「話を聞いてくれる」など接遇面でのウエイトがかなりの部分を占めています。もちろんこれはこれで大切なのですが、私たちが目指すのは歯科関係者(歯科医師や歯科衛生士)など専門家が見て「この治療はすごい!」と言っていただけるような医院を目指していきたいです。
こういった考え方はすぐにはお金に結び付かないかもしれませんが、地道に真摯に治療に取り組んでいれば、必ず後から結果が付いてくると信じています。

⑥ これからのSDCに期待することを教えてください

現在の歯科界は競合も多く厳しい時代を迎えています。
歯科界全体に閉塞感が漂うなかSDCの取り組みは斬新で、これまでにはなかったメディカルサービスだと思っています。歯科医院経営で悩んでいるドクター達の指針となれるようなグループにしていただきたいと思います。そして、これからの日本の歯科界を支えていく優秀で才能あるドクター達を、明るく正しい方向に導いていってください!

⑦ 永田先生より最後に一言お願いします!

永田先生との記念撮影

前の質問項目とも若干重なりますが、SDCの会員になれたことが、その歯科医院にとってのステータス、ブランドになるような組織にしていってほしいです。
まだ先の話かもしれませんが「●●先生SDCに入会しているの!?すごいですね!私も入りたいんですけど」といわれるくらいの組織にしていただけると、私も応援のしがいがあります!

そして私たちも、ハイレベルの診療をおこなっていくことを心がけます。真摯に治療に取り組んでいれば、結果は必ず後からついてくると信じています!

 

〜インタビューを終えて〜

今回はお昼休みの時間帯にお邪魔させていただきましたが、いつもながら永田先生のパワーと情熱がひしひしと伝わってきました。今回いろいろとお話を聞かせていただきましたが、治療に対するストイックなまでの上昇志向と患者さんやスタッフさんへの細やかな気遣いを感じました。また、永田先生は日本の歯科界全体の発展についても考えていらっしゃり、ご自身の豊富な経験を若手のドクターや歯科関係者にお伝えしています。(その活動の一環として講演活動や医院見学などをおこなっていらっしゃるようです)
今回も貴重なご意見をいただきましたので、今後のサービス改善に生かしていきたいと思います。

永田先生とスタッフの皆さん、お忙しいにも関わらず
インタビューと撮影にご協力いただき本当にありがとうございました!

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クリニックとインターネット Serial 4

<1> マーケティング・PR・広告・ブランディング

口コミの活用方法をご説明する前に、今回から少し寄り道をして、マーケティング、PR、広告、ブランディングの違いについて説明していきたいと思います。

まずは、次のシチュエーションをイメージしてみてください。
背景としては、男性Aが女性Bに対して、自分がどれだけ相手にとって相応しいか伝えようとしています。

(1)男性Aが女性Bに言っています。
「僕は、とても君に相応しい男なんだ」

(2)第三者の女性Cが女性Bに言っています。
「A君は、あなたにとても相応しいわ」

(3)男性Aが女性Bに繰り返し言っています。
「僕は君に相応しい。僕は君に相応しい。僕は君に相応しい」

(4)女性Bが男性Aに言っています。
「私は、貴方が私に相応しい男だって知っているわ」

これは、よく使われるマーケティング、PR、広告、ブランディングの違いを表したイメージで、よく以下のように説明されます。
(1)自分の価値を相手に伝える=マーケティング
(2)他の人に伝えてもらう=PR
(3)自分で繰り返し伝える=広告
(4)相手に商品の良さを理解させる=ブランディング
   となっています。

結構よく紹介されているものではありますが、その割に解りづらいイメージです。
このイメージを基に、マーケティング、PR、広告、ブランディングこの4つを説明してまいります。

<2> マーケティングは「価値を提供すること」

まず、マーケティングとは、どういう意味でしょうか。
使用している人や場面によって、違う意味で使われているように感じるかもしれませんが、それは、マーケティングという言葉に含まれる範囲がどこまでかによって変わってくるからで、シンプルに表現すると、「相手に対して価値を提供し対価をもらうこと」といえます。

では、男性Aは女性Bに対し「女性Bに相応しい男である」と自分をアピールしています。 これがマーケティングと言われても、わかりにくいでしょう。

ここでは、男性Aは女性Bと付き合いたいから自分をアピールしてい ると考えてみてください。
するとこれは、「女性Bに相応しい男」である自分を提供し、「女性Bと付き合う」という対価をもらうための行為と受け取ることができます。
従って、これは「相手に対して価値を提供し対価をもらうこと」を意図している行為なので、マーケティングを表したイメージになる、ということです。

実は、(2)〜(3)も「付き合いたいから自分をアピールしている」という構造は同じです。 ですので、これらもすべてマーケティングと定義付けることができます。

このイメージが解りづらい理由の一つは、この様に概念と手法が並列で並んでいる点にあります。

(2)〜(4)の3つをマーケティングを実行するための手法と捉え、
【マーケティング】
①PR
②広告
③ブランディング
と並べてみると理解しやすくなるのではないでしょうか。

次回は、PR、広告、ブランディングの違いを、今回ご紹介したイメージを参考に説明していきます。

コーチングを活用した院内コミュニケーション向上のポイント

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新規会員のご紹介

医療法人社団 京和会 KU歯科理事長 梅田 和徳先生
〒150-0036 東京都渋谷区南平台町2-17日交渋谷南平台ビル1F
分院:青山KU歯科/世田谷KU歯科/成城学園KU歯科/南品川KU歯科
梅田 和徳先生

プロフィール

  • 平成 6年 日本歯科大学 卒業
  • 平成 6年 医)弘進会 勤務
  • 平成 8年 梅田歯科 開院
  • 平成12年 医)京和会 設立
  •  
  • 歯学博士
  • 日本口腔インプラント学会専門医
  • 日本歯科大学新潟歯学部口腔外科臨床講師
  • 東京予防インプラント研究会主宰
  • EAO アクティブメンバー
  • 国際インプラント学会認定医
  • カムログインプラントシステム公認インストラクター
  • SDMデンタルグループ
  • 上海美科口腔診所インプラント主管医師
  • ITIメンバー
  • 米国審美歯科学会会員
  • 日本口腔外科学会会員
  • 日本環境感染学会会員
  • 日本歯周病学会会員
医療法人社団iCube iCube Dental Clinic新浦安クリニック
理事長 深川 周先生
〒279-0023 千葉県浦安市高洲3-21-12 Casa Blanca 1F・2F
深川 周先生

プロフィール

  • 2000年 東京医科歯科大学歯学部卒業
  • 2002年 外務省支援無償協力 東ティモール
          民主共和国歯科医療復興プロジェクトリーダー
  • 2005年 銀座 UCデンタルインプラントセンター勤務
  • 2010年 iCube Dental Clinic 新浦安
          新浦安iCデンタルインプラントセンター開設
  •  
  • UCLA Implant Association Japan 事務局長
  • 日本歯科医師会
  • 千葉県歯科医師会
  • 浦安市歯科医師会
  • 日本アンチエイジング歯科学会

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SDC事務局からのお知らせ

SDC主催 インプラント勉強会のご案内 (東京銀座歯科様)

この度、東京銀座歯科様にご協力をいただきSDC主催のインプラント勉強会を開催いたします。
10名限定の勉強会となっておりますので、ご希望の方は早めにSDC事務局までお申込みください。

<場所>
東京銀座歯科様 ロビー
<日時>
平成24年9月1日(土)16:00〜18:30
<定員>
10名
<参加費用>
SDC会員 無料
非会員 10,000円
<勉強会の内容>
1、歯科麻酔担当によるインプラント治療における全身管理術
  講師:東京銀座歯科 西原正弘先生
2、ハイビジョンで録画した過去のオペ映像視聴
  (執刀医の中平先生に解説いただきながら映像を視聴します)
  講師:中平宏先生
<タイムスケジュール>
16:00 集合
16:15〜18:30 勉強会
19:00〜 懇親会(希望者のみ)
      ライオン 銀座七丁目店(2Fビヤレストラン)
      http://r.gnavi.co.jp/g131801/
      ※費用は実費を頂戴いたします(5,000円程度を予定)
 

今回の勉強会の様子は、SDC提供のTV番組(南海放送)で放映されます。
勉強会中にTV局の方が取材をおこなう予定となっており、ご出席いただいた方にインタビューなどのご協力をお願いすることがあるかもしれません。
その際はぜひご協力いただければ幸いです!

ちなみに南海放送は愛媛県が拠点の放送局で、愛媛県と隣接県が放映エリアとなります。
定員に達し次第、受け付けを締切ますので興味がございましたら早めにお申込みください。
ご不明な点がありましたら、遠慮なく事務局までお問合わせください!

【SDC事務局】

運営:フォーユーメディカル株式会社

〒103-0005 東京都中央区日本橋久松町11-8 日本橋118ビル6F

TEL:03-5645-8338(担当:藤原)

E-mail:info@sdc-japan.com

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