インプラント > SDC通信バックナンバー > SDC通信 Vol.40(2012年10月15日発行)

SDC通信Vol.40

SDC クリニック見学&インタビューリレー

クリニック見学&インタビューリレー第5回 ナカニシデンタルクリニック様

① 中西 院長 自己紹介をお願いいたします

ナカニシデンタルクリニック 中西 伸介 先生

埼玉県の浦和で昨年12月に開業した中西伸介と申します。
出身は東京歯科大学で、卒業後大学院に進み歯周病学で歯学博士を取得しました。日本歯周病学会認定の専門医も取得し、現在は得意とする歯周病を中心に治療をおこなっています。

休日に関しては、技術向上のために勉強会に出席することもありますが、何も無い時は家で娘と遊んでいます。開業とほぼ同じ時期に生まれた子でちょうど10ヶ月になります!

 

② 医院の特徴を教えてください

先ほども申し上げた通り、専門とする歯周病をメインに治療をおこなっています。口腔内の環境、噛み合わせなどを含め全体的なバランスを考慮した治療をおこなっており、機能的、審美的に患者さんに一番合った形で治療が提供できるように心がけています。

それから、一人ひとりの患者さんに可能な限り時間を割いてコミュニケーションを取り、患者さんが私たち歯科医院に何を求めているのかを察し、患者さんに合った治療計画を立てるようにしています。

受付の様子

来院される患者さんの層ですが、歯周病を看板に掲げていることもあり、40代以降の中高年の方や、会社員の方が多く来院されます。

また、一度来院されて治療を終えた患者さんが健全な口腔環境を維持できるために、予防歯科にも注力しています。具体的には清掃性の高いかぶせもの入れるなどを心がけています。

 

③ 患者様に満足していただくために心がけていることを教えてください

待合室の様子

患者さんが抱えている「主訴」に対し、きちんとお応えすることを心がけています。つまり患者さんが治療にあたって「一番求めていること」「こうして欲しいという要望」を適確に汲み取り、治療をおこなうようにしています。
また、当たり前の話ですが「インフォームドコンセント」はきちんとおこなっています。

患者さんのお悩みを解決するためにはどのような方法があるのか?その治療をおこなうことによって生じる「メリット」「デメリット」をしっかりお伝えし、患者さんにご納得いただいた上で治療を選択していただくようにしています。

それから「自費」「保険」の患者さんに関わらず、初診の患者さんが来院された際には口腔内写真を撮影するようにしています。撮影した写真をユニットに設置されたモニターで患者さんと一緒に見ながら現状の確認や今後の治療の説明をおこないます。実際に言葉だけではどうしても説明しきれない部分がありますが、写真という視覚を通してご覧いただくことにより、お互い納得したうえでスムーズな治療が可能です。

さらに、患者さんにリラックスして治療を受けていただけるように内装や院内の備品等にもこだわりました。例えば快適に治療を受けていただけるようにユニットの椅子を柔らかい素材にしたり、待合室のソファーも大きめにして、ゆったりと待ち時間を過ごしていただけるようにしています。

 

④ 心に残っている患者様とのエピソードを教えてください

患者さんから感動的言葉や御礼のメッセージをいただけた事も勿論嬉しいのですが、私が診療をおこなっていて最も記憶に残っていることは、「悩みに悩み抜いて処置をおこなった難症例の患者さん」です。ある程度診療経験を積んでいくと過去の経験をもとに治療計画を立てることもできるのですが、まだまだ経験が少ないのでそういった患者さんがいらっしゃった際は本当に悩みます。判断に迷った場合は知り合いのドクターや尊敬する師匠にも相談し、患者さんにとって最良の治療方針をご提案できるように心がけています。悩みに悩んで治療に苦労した患者さんの顔は、鮮明に記憶に残り続けますね。

 

⑤ これからチャレンジしていきたいことを教えてください

私の年齢が若くスタッフとの年齢も近いため、院内での人間関係づくりには色々と気をもんでいます。
もちろん院長とスタッフとの間の基本的な対応はできていますし、ランチにみんなで出かけるなど関係は良好なのですが、厳しく叱ったりするなどがどうしても苦手ですね。もっと経験を積み「自信」と「オーラ」を醸し出せるような歯科医院経営者になっていきたいです。
また、まだまだ認知度が低いので地域の方にもっと当院を知っていただきたいです。お子さんの来院が少ないなど、まだまだ改善の余地はありますので一歩ずつ階段を上っていき、浦和に在住されている皆様にとっての「頼れる歯医者さん」になりたいと思います。

 

⑥ これからのSDCに期待することを教えてください

診療室の様子

SDCを運営するフォーユーメディカルさんには開業からお世話になっており、医院経営に役立つ情報をいただいたり、いろいろな方を紹介していただきました。開業後に関しても、悩みに応えてくれる業者さんやドクターと接点を持つ機会を用意いただき、連携していけるようなネットワークを築いてほしいです。また、他院の成功事例や歯科界のトレンドなど色々な情報を、もっともっと提供いただけるとありがたいです。

⑦ 中西先生より最後に一言お願いします!

中西先生との記念撮影

もっともっと勉強し、地域医療に貢献したいです。
これからも頑張ります!!

 

〜インタビューを終えて〜

今回のインタビューリレーはナカニシデンタルクリニック様にお邪魔させていただきました。
中西先生は保険診療・自費診療に関わらず可能な限りコミュニケーションを取り、患者さんに満足いただけるように治療に取り組んでいるそうです。また休日には積極的に勉強会に出かけ技術の研鑽にもぬかりはありません。
浦和駅周辺は激戦区ですが、事務局として少しでもお役に立てればと思っています。

中西先生、診療後にも関わらず
インタビューと撮影にご協力いただきありがとうございました!

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クリニックとインターネット Serial 6

医療広告ガイドラインでは、以下の要件を満たすものを「広告」と定義付けています。

@患者の受診等を誘引する意図があること(誘因性)
A医業若しくは歯科医業を提供する者の氏名若しくは名称又は病院若しくは
 診療所の名称が特定可能であること(特定性)
B一般人が認知できる状態にあること (認知性)

今回はこの定義を用いて、PR・広告・ブランディングについてご説明します。

<1> 認知性について

「広告」の定義@〜Bを分かりやすい言葉にすると、
・皆が見えるところ(認知性)で、特定のクリニック(特定性)に患者を誘う(誘因性)こと
となります。これはまた、
・対象(特定性)と意図(誘因性)と媒体(認知性)ともいえます。

まず、認知性から説明してみます。

「皆が見えるところ」というのはどういうことでしょうか。
これは、「皆」という言葉がポイントとなります。
誘因性とあわせて考えると、ここでいう「皆」とは「そのクリニックの患者になるという意思を持っていない一般人」ということになります。

例えば、院内の掲示物は広告に該当しません。
これは、院内掲示物を見るためには「院内に行く」という行為をしなければならず、そうであれば、自らの意思で「患者になる」ということを検討しているであって、院内の掲示物によって誘因されたわけではないと解釈されるからです。

これは、ホームページも同様です。「特定のクリニックのサイトを見る」という行為は、院内に行くという行為と同様に、自らの意思で行われた行為と受け取られます。

たまに、インターネットは広告に当たらない、と間違って理解している方がいます。しかし、一般的なポータルサイトであるヤフーやグーグルの検索画面は、街頭や雑誌と同様と見做されます。例えば「東京 内科」と検索して出てきた検索画面は広告の範囲です。そこから更に特定のホームページに移動して初めて広告には当たらないこととなります。

広告と非広告を区分けするためには重要な媒体(認知性)ですが、今回のPR・広告・ブランディングの説明では、あまり重要ではありません。
特定性と誘因性が、この3種を説明するのに重要となります。

<2> 誘因性について

広告は、クリニックに来院するよう相手に直接訴えかけます。それに対してPRは、第三者を経由してクリニックの良さを伝えてもらうことを目的としています。

例えば、新聞の広告欄でクリニックの良さをアピールすればこれは広告ですが、新聞の記事欄でクリニックの診療を紹介された場合は、広告とはなりません。何故なら、第三者である新聞社が書いた記事には「患者を受診に誘引する」という意図がないからです。

しかし、新聞に記事として掲載されるには、クリニックの診療活動が新聞にまで届くことが必要となります。どの様な経路を辿って掲載されるにしろ、そこにはクリニック自身が自分たちの診療を表にアピールするという行為が存在します。この行為=広報活動がPRです。

PRの結果として新聞記事に掲載され、広告を出した場合と同様に来院数が増える。直接ではなく、第三者を通して誘因性の少ない紹介をしてもらうことで来院を増やす、これがPRの目的です。

広告による情報よりもPRによる情報の方が信頼度が高くなります。これは、実感として理解できるのではないでしょうか。

例えば、映画の広告でよく見かける、試写会に参加した人が興奮して感想を話すシーン、これはこの信頼度の差を利用した手法です。広告の中に入っていても、利害関係のない第三者の感想、というだけで信頼できるような気がするものです。但し、あまりに多く使われているため、すでに手法としては陳腐化し始めているかもしれません。

クリニックに置き換えれば、患者の体験談や患者の声ということですが、こちらはまだまだ信頼度の高い情報といえるでしょう。

次回はブランディングについて、特定性を用いて説明いたします。

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