インプラント > SDC通信バックナンバー > SDC通信 Vol.44(2013年02月15日発行)

SDC通信Vol.44

SDC クリニック見学&インタビューリレー

クリニック見学&インタビューリレー第9回 ハートピア歯科・矯正歯科様

① 洲崎 理事長 自己紹介をお願いいたします

ハートピア歯科・矯正歯科 洲崎 雄介  先生

埼玉県の行田市と北本市で開業している洲崎雄介と申しまして、専門は矯正歯科です。開業してから2年弱、医療法人化してからもまだ間もないですが、地域医療に貢献できるように日々診療に取り組んでおります。ここ数年は忙しく休日も仕事になりがちですが、お酒を飲みながら会話を楽しむことが好き(趣味)なので、SDC会員の皆さまともそういった場を設けて情報交換ができればと考えています。まだしばらくは難しいかもしれませんが、少し落ち着いたら趣味に使える時間を確保して楽しみたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。

 

② 医院の特徴を教えてください

地域の患者さんに満足していただくためにはどうすれば良いのか、常にスタッフ全員で考えて診療に取り組んでいます。私自身が矯正歯科の専門医なので、矯正をベースにしつつも、一緒に診療しているドクターと連携しながら一般歯科、小児歯科、口腔外科などにも対応できるような幅広い治療をおこなっています。お互いのドクターが得意な分野を活かしつつ、フォローし合いながら患者さんに満足していただけるよう治療に取り組んでいます。

当院は行田、北本共にカインズホームというショッピングセンター内にあり、買い物ついでに通院も可能なので大変便利です。また年中無休で診療をおこなっていますので、平日仕事や学校で通院ができない方でも治療を受けていただくことができます。地域医療に貢献できるように、患者さんが便利で快適に治療を受けていただけるクリニックを目指しています。

 

③ 患者様に満足していただくために心がけていることを教えてください

<治療面>
説明をしっかりおこなわないと患者さんは不安を感じますので、「現在の状況」 「治療プラン」「実際におこなった治療」 「結果」 を患者さんにお伝えしながら治療をおこなっています。また、患者さんに対しては安心して治療を受けていただくためにできるだけ優しい口調で接するようにしています。また、こちらのやりかたを押しつけるではなく、患者さんのタイプに合わせ接し方を変えるなど配慮をしています。
また、当たり前のことですが滅菌パックはトレーごとにおこなっており、患者さんの目の前で開封するなど清潔さと衛生管理をアピールするようにしています。

インタビュー中の洲崎理事長

<ハード面>
お子様連れの患者さんもかなり多いので、子供が遊べるキッズスペースを用意しています。診療室のユニットにはテレビを設置しており、患者さんがある程度自由にチャンネルや音量を設定することができます。何も無い空間で手持無沙汰な状態で待たされると、たとえ音楽がかかっていたとしても長い時間に感じます。しかし、テレビを自由に見られる環境を整えることで、お待たせしてしまったとしてもあまり長い時間に感じないようにできるので、今まで治療中に待たされたという声はほとんどありません。 しかもテレビを設置する事により、自分の部屋でくつろいでいるような感覚で治療を受けることができるので、とてもリラックスすることができます。
また各ユニット毎にモニターを設置しており、デジタルレントゲンで撮影したデータを転送したり画面を見ながら治療の説明をおこなうことができるようになっています。口だけで説明するよりビジュアル(視覚)でご覧いただいた方がわかりやすく納得していただけるようです。

診療室の様子

<サービス面>
スタッフが患者さんにひとことお声がけをするようにしています。コミュニケーションをしっかりと図ることで患者さんの不安をなくせるように心がけています。 患者さんの満足の感じ方は人それぞれ違いますので、コミュニケーションをしっかりと図り患者さんが何を求めていらっしゃるのか把握する努力をおこなっています。ただ、一人で聞き出すにはどうしても限界がありますので、患者さんと相性が良いスタッフを当てたり、スタッフ間同士でのコミュニケーションを活性化させ情報共有が図れる体制づくりをおこなっています。
スタッフ間同士での情報共有を徹底することにより、患者さんが求めているニーズをスタッフ全員が把握し、満足度を上げるようにしています。また、失敗してしまったケースに関してもスタッフ全員で共有することにより、次回に活かせるようにしています。

 

④ 心に残っている患者様とのエピソードを教えてください

待合い室と受付の様子

私は開業前から東京都内、神奈川、静岡、千葉などに矯正専門医としていくつかの医院に治療に伺っていました。開業後は少しづつその仕事を減らしていったのですが、患者さんの中には、引き続きどうしても私に診て欲しいという方もいらっしゃり、片道2〜3時間かけ今でも来院してくださる患者さんもいます。

お金と時間と労力をかけてわざわざ来院してくださる患者さんがいることは本当にありがたい反面、そこまでして来てくださる患者さんの期待を裏切れないという危機感もあります。わざわざ私を信じて来院してくださる患者さんに満足していただくために、気持ちを引き締めて治療をおこなうように心がけています。

 

⑤ これからチャレンジしていきたいことを教えてください

漠然としているかもしれませんが、地域医療に貢献していきたいと考えています。そのひとつとして、今後は訪問歯科診療にも力を入れていきたいと思っています。ただ、訪問歯科診療に関してはまだまだ経験が浅く、準備段階なのですが少しづつ経験と知識を積み、どこかのタイミングで本格的に治療を開始していきたいです。

また、チャレンジ以前の問題なのですが、開業してからまだ日も浅く未熟な医院なので、院内の体制づくりや治療レベルを高め、チームとしてまとまっていきたいと思います。直近はまず足場固めとしてこれを実践していきたいと思います。

 

⑥ これからのSDCに期待することを教えてください

開業しているドクターが診療以外の部分で頭を悩ませていることの一つに「保険算定」があるかと思います。地域制や傾向なども考慮に入れたアドバイス、もしくは対応できる方を紹介していただくなどのサービスを整えていただけるとありがたいです。歯科医院を経営していると治療以外の部分でも考えないといけないことがたくさんでてきて大きな負担となってきます。人事、マネジメント、税務、労務、行政手続きなどの面でも支えていただけると助かります。

またSDCからクリニックに対し、第三者的な立場から色々な意見やアドバイスがいただけると助かります。日々診療と歯科医院経営に集中しているとどうしても視野が狭くなりがちなので、改善点やこうした方が良いのではないかという提案をいただけると本当にありがたいです。

⑦ 洲崎先生より最後に一言お願いします!

洲崎先生ありがとうございました!

開業後バタバタしており、まだ会員の先生とのご挨拶もできていない状態です。SDCには意識が高く素晴らしい先生がたくさんいらっしゃると思いますので、今後コミュニケーションを取り合い協力しながらいろいろなことに取り組んでいきたいと思います。
歯科医師会は地域に根付いた活動をしていると思いますが、SDCはその枠を超え自由な発想で活動しているグループだと思います。今後も斬新で面白いアイデアや、スケールの大きなプロジェクトなどをみんなで企画、実行していき、歯科界を良くしていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

〜インタビューを終えて〜

院内を見学させていただきましたが、スタッフさんと患者さんの会話が溢れ「活気」を感じました。洲崎理事長がインタビューでも強調していましたが、院内での「コミュニケーション」に重点を置き取り組んでいらっしゃる結果だと感じました。開業されてから期間も浅く、まだまだご多忙な毎日をお過ごしになっていらっしゃるようですが、今後やりたい事、チャレンジしたい事も沢山あるようです。これからどんなクリニックに進化していくのかとても楽しみです!!

洲崎理事長、お忙しいところインタビューにご協力いただき
ありがとうございました!

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クリニックとインターネット Serial 9

今回からは、ホームページ作りについて考えてみましょう。

<1> ホームページは必要なのか?

ホームページというものがいつから出来たかご存じですか?
日本では、1992年9月30日に文部省高エネルギー加速器研究機構 計算科学センターの森田洋平博士によって発信されたものが最初とされています。今から、たかだか20年前のことです。

たった20年の間で、企業だけでなく個人がホームページを所有していても普通といえる時代になっています。
ホームページのニーズが増大するにつれ、ホームページの制作業者も増えており、今ではWEB制作にかかわる会社は1万社を超えています。
ここまで来ると、ニーズが業者を生むのか、業者がニーズを煽るのか、どちらが先かわからない状況にあるといえます。

クリニックを経営していると、少なくとも一度や二度は「ホームページを作りませんか」という営業を受けたことがあるはずです。
医療機関にとって、本当にホームページが必要なのでしょうか?

<2> ホームページを開設している医療機関の数

まずは、どの程度の医療機関がホームページを開設しているかをみてみましょう。
厚生労働省が発表した平成17年の「医療施設調査」では、以下の通りとなっています。

○開設している
 病院70.1%、一般診療所20.5%、歯科診療所16.1%

○開設を予定している
 病院11.9%、一般診療所8.3%、歯科診療所14.7%

最新の数値としては、北海道に限定した民間のリサーチではありますが、以下のような数値が出ています。

○開設している(診療所は医科歯科含む)
 2009年:病院81.5%、診療所32.6%
 2010年:病院82.6%、診療所33.4%
 2011年:病院82.7%、診療所34.3%
 2012年:病院83.3%、診療所35.0%

あれっ、業者に聞かされた数値よりも少ないぞ、と感じる方も多いのではないでしょうか。

確かに科目毎によってその割合は違います。自費診療によるところが大きい医療機関ほど、ホームページの開設率は高くなっており、最もホームページによる広告戦略が重要と思われる美容外科では、開設率は90%近くとなっています。

しかし、保険診療をメインで行っている診療所での開設率は、思ったほど高くないのが実情です。上記の資料などから考えると、一般の診療所における開設率は40〜50%程度と推定してもそう隔たりはないと思われます。

それでは、ホームページを作ってとても効果があった、という診療所はどの位あるのでしょう。
3分の1でしょうか、4分の1でしょうか。仮に3分の1としても、ホームページを有効に活用できている診療所は、全体の10数%しかいないということになります。

では、何故効果的に使えていないのかを次回に考えてみましょう。

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