インプラント > SDC通信バックナンバー > SDC通信 Vol.53(2013年11月15日発行)

SDC通信Vol.53

SDC クリニック見学&インタビューリレー

クリニック見学&インタビューリレー第18回 笹木歯科クリニック様

① 笹木院長、自己紹介をお願いいたします

笹木歯科クリニック 笹木 一司 院長

福島県福島市出身です。幼稚園生のころ、片道2kmの道のりを途中小川でメダカを捕まえたりしながら歩いて帰るのが一番の楽しみで、知らず知らずに体も鍛えられてか、小学校に上がると陸上で学校代表のリレーの選手を務めるなど活躍しました。そんな私が中学2年の時に、自分の人生に関わる大きな出来事がありました。

父親が胃癌になってしまったのです。

幸い一命は取り留めましたが、胃をほとんど失い生死をさまようことに。 このとき、自分は将来医者になり、人助けをしようと決心しました。

しかし、父が元気になるにつれ、その時の決心が次第に薄らいでいきました。 勉強もろくにしないまま、あっという間に高校3年間が過ぎてしまった当時、自分が決めた進路の答えは「工学部」。父が中堅ゼネコンの支店長をしていた関係で、将来の就職などもコネで何とかしようと考えていたのです。今思えばまさに「敗者の発想」でしたが 1浪後、結局とある私立大学の土木科に入学。しかし、入学後すぐに違和感を覚えました。

「自分がやりたいのは、土木ではない!」

この時再び「医者になろう!」と決意。もっとも、これ以上親に負担はかけられないと私立は諦め国立大学を目指し、一から勉強を始めました。しかし、科目数が多く、難易度も高い医学部には、運やコネでは入れません。

そこで私は、ある作戦を立てました。その作戦とは…端的に言えば、決心がぶれないようにまず自分の行動を制限しているリミッターを外すこと、そして年間・月間・週間計画を立てその通りに実践すること。その結果、医学部から歯学部への変更はありましたが、幸い第一志望の東北大学に合格できました。

この受験を通じ「願いを常に強く意識すれば、夢は叶う」ということを確信しました。しかし、その後大学に入って驚いたことは、自分よりも苦労をし、他大学やサラリーマンを経ながら強い目的意識を持っている方が非常に多いということ。そういった方々との出会いにより私の人生に本当に大きな影響がありました。

 

信頼するスタッフと共に

そして大学の6年間は、あっという間に過ぎ進路を決める時期になりました。同級生の殆どが大学院に進むか、または医局に残るという中にあって、自分は、迷わず勤務医の道を選択。理由は、早く一人前になり、歯の悩みを抱えている患者さんの手助けをし社会に貢献したかったからです。

かくして1993年大学卒業後、秋田県で医療法人を経営している先輩のところで勤務することに。そこは秋田の総合病院に併設されていましたので全身疾患についても学べ大変勉強になりました。またとても頭が切れる先輩でしたので、毎日驚きの連続でした。

特に歯科衛生士と歯科助手の役割分担が明白で、効率よく無駄の少ないシステムを実現され、現在私が当院を運営する上でシステムの礎にもなっています。一年間の勤務でしたが当時歯科衛生士であった最愛の妻との出会いはここでした。

二年目は福島に戻り、一般開業医の先生が展開されている分院の長として、これまで経験していなかった衛生士業務やレセプトの事務手続きに携わるなど、自分自身の開業に向けて有意義な一年間を過ごさせていただきました。

 

木目を基調とした暖かみのある待合室

その後1996年1月にユニット3台、歯科衛生士1名(妻)、歯科助手2名でいわき市に笹木歯科医院(その後現在の笹木歯科クリニックに改称)を開業。当時のコンセプトは「懇切丁寧をモットーに、できるだけ痛みのない治療を心がける」というものでした。

予想よりも患者さんが多く、初日から30名以上の来院がありました。その後も右肩上がりに患者さんが増え、1年後には、ユニットを一台追加。

 

クリニックの外観

ただ、よいことばかりではありませんでした。 患者さんとのコミュニケーションが不足して、次第に待ち時間が長くなってきました。 原因は、スタッフ不足(特に衛生士)と「削って埋める治療」がメインで、ドクター待ちが増えたため。その後、2006年に大きな転機が訪れました。それはある先生との出会いから始まりました。

今までの痛い時だけ来院して治療するシステムから、治療後に悪くならないよう予防して行こうというシステムを日本に紹介したことで有名な、山形県酒田市の熊谷先生です。

 

信頼するスタッフと共に長

またさらに2008年から始めた、歯周病を内科的治療で治すシステムにより、虫歯と歯周病の治療後は、健康な状態をそのまま維持して予防で対応する流れが、当院に構築されました。その後2010年に移転をし、現在ユニット8台、歯科衛生士11名、保育士3名、歯科助手1名で対応しています。

 

② 貴院の特徴や診療に対する取り組みを教えてください。また貴院の掲げているミッション、これからチャレンジしていきたいことについても教えてください

現在当院の特徴としては、

・医師のほか国家資格のある歯科衛生士10名が在籍
・できるだけ削らない、抜かないむし歯治療
・超極細の針を使用するなど痛みの少ない麻酔
・子育て中でも治療しやすい託児サービス
・歯をできるだけ抜かない矯正法

が挙げられます。また当院のコンセプトとしては、以下の3つを掲げて取り組んでいます。

1)一生健康で快適な食生活が送れるように、極力削らない、抜かないをモットーに予防に力を入れて、皆様のお口の健康を守り育てる医療を目指していきます。
2)コミュニケーションを大切にし、患者様が十分納得できる治療を行います。
3)全ての患者様が、最善で最新の医療を受けられるよう、スタッフ一同常に努力し、研鑽を積んでいきます。

笹木先生と記念撮影

これからさらに、患者様はもちろんスタッフ、そして当院に関わる全ての方々がいつも笑顔で笑い声の絶えない、そんな医院にしていきたいと思います。また今後、院長である私が不在でもしっかりとした運営ができる体制づくりを目指し一層努力して参りたいと思っております。是非これから宜しくお願いいたします。

 

〜インタビューを終えて〜

笹木先生、お忙しい中ご協力いただきありがとうございました。

実は初めてクリニックに伺った日、近くを通りかかった下校時の高校生に笹木歯科クリニックへの道を尋ねたところ「(笹木先生は)めちゃいい先生。有名だし、同級生けっこう通ってる!」と嬉しそうに話してくれたのが印象的でした。地域の誇りである笹木先生の取組みが福島から、そして日本の歯科界のさらなる発展に大きく繋がることを願ってやみません。

ご協力ありがとうございました。今後共よろしくお願い致します!

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