インプラント > SDC通信バックナンバー > SDC通信 Vol.58(2014年04月15日発行)

SDC通信Vol.58

SDC クリニック見学&インタビューリレー

クリニック見学&インタビューリレー第22回
医療法人IMA いまみや歯科医院様

① 今宮先生、自己紹介をお願いします

医療法人IMA いまみや歯科医院 今宮 克明先生

SDC会員の皆さんこんにちは、医療法人IMAの今宮克明(イマミヤ カツアキ)と申します。私は北海道の旭川市生まれで、SDC代表の廣田社長と同郷となります。現在北海道旭川に2院、江別に1院、東京の有明に1院合計4院を展開し、日々診療をおこなっております。私が歯科医師になったのは父の知人のすすめで歯科大学に進学したのがきっかけで、それ以来患者さんにより良い治療を提供し、地域社会に貢献できるよう取り組んでまいりました。

趣味はスポーツで、過去にテニスやマリンスポーツ(ヨットやウィンドサーフィン)にはまった時期がありました。また出身が北海道ということもあり、スキーはよくやりました。

 

~青山学院大学大学院でMBA(経営管理修士)を取得した理由をお聞かせください~

もともと自分が歯科医院経営者として一定の運営を経験した後、MBA(経営管理修士)を取得したいと思っていました。実は私自身、どうしたら経営者としてのしっかりした考え方を持てるかという問題意識が常にありました。つまり自分が感覚的にやってきた経営を学問的に見直すことでそれが裏打ちとなり、理論として体系化できると考えたからです。

しかし歯科医院を経営しながらのチャレンジとなるため、どうしても色々な制限がありました。そんな中、青山学院大学大学院のエグゼクティブコースなら経営をおこないながら通学し、MBAも取得できることがわかりました。その期間、旭川本院の経営に関してはある程度分院長に権限移譲をおこない、私自身は都内に居を構え学業に集中できる環境を整えました。実は当時都内への分院の開業も予定していたので、その準備と学業、そして旭川の医院経営を並行しながら毎日を過ごしていました。

ちなみにエグゼクティブコースというのは、16年以上の経営実績、もしくは指定企業の役員クラスでないと入れない15名限定のコースで、凄腕の経営者の中でもまれながら色々な経験を積み、たくさんのことを学びました(現在エグゼクティブコースは、フルタイムMBAとフレックスMBAに吸収され、単独でのコースは終了しているそうです)。

歯科医院経営と学業の両立をさせるために、北海道と東京を往復する生活がしばらく続きました。確かにハードな毎日でしたが、この期間は私の人生においてとても貴重な時間でした。なぜなら、貴重な人脈(ネットワーク)と他業種の感性、ナレッジを得ることができ、それが現在の歯科医院経営にとても生きているからです。

② 貴院の特徴や診療に対する取り組みを教えてください

この言葉が適切かどうかはわかりませんが「マーケティングマインド」を大事にしています。日本語で説明させていただくと「患者尊重」という意味合いで考えており、個人個人の患者さんを大事に思うマインド(心)とアクション(行動)を重視するという意味です。具体的には、患者さんが来院される前の情報収集にはじまり、お出迎え、コミュニケーション、診療、お帰りになった後のフォローアップまで、より高いレベルで医療サービスが提供できる体制づくりを心がけております。

もちろんスキルやナレッジを磨き続けることは当たり前のことですが、それと同様にサービスレベルの向上を心がけています。なぜなら、導入部分のスタッフの対応次第で、患者さんの安心感は大きく変わり、その後の診療にも大きく影響するからです。

これらの理念を実現させるためには私一人が頑張っても限界があり、どうしてもスタッフの力が必要になります。理念を浸透させるため、スタッフ一人一人に直接語りかけるのはもちろんのこと、中間管理職(幹部)を育てて浸透させていくことも実践しております。

また、もうひとつの柱として「歯科診療のデパートメント化」を実現したいと思っております。つまり、あらゆる歯科の症例・トラブルに対し対応できる体制を整えるということです。当法人では、保険診療、訪問診療、インプラントをはじめとする自由診療もおこなっており、幅広いニーズに対応できるように体制を整えております。

さらに、当法人の特徴として都市間の連携に対応できるという点があります。旭川、江別(札幌)、東京の3都市に診療所を展開しているため、患者さんの移動があったとしても対応ができる場合が多々あります。

いまみや歯科医院外観 院内の様子 診療中の今宮先生

③ 貴院の掲げているミッションを教えてください

現在のところ、分院展開で拡大路線を図ったり利益を倍増させたいという考えはあまり強くもっていません。私も一定の年齢になってきましたので、どちらかというと私がいままで培ってきた技術や経営のノウハウなどを後進に伝えていきたいと考えております。

私のミッションのひとつに「100年続く医療法人を築き上げる」というものがあります。なぜなら、100年続くということは社会から「価値」を認められている証拠であり医院の存在意義があると考えるからです。そして医院が継続するということは、地域の患者さんの健康維持にも貢献し続けることができますし、医院で働くスタッフの雇用を創出し、スタッフとその家族の幸福も実現できると思うからです。

私は歯科医院経営には「ハード(設備や機器)」と「ソフト(人財や想い)」の両輪が必要だと考えています。なぜなら、どんなに熱い想いがあり優秀なスタッフがいたとしても、医療機器や設備が古く快適な環境でお迎えできなければ、良い医療は提供できないと考えているからです。私はよくスタッフに「投資は愛情」という言葉を使います。つまりより良い環境で患者さんをお迎えしたいという想いを実現させるためには、それ相応のハードを整える必要があるからです。

投資をするためには医院をしっかりと経営し利益を出すことが必須です。しかしそれ以上に、患者さんを想う心、人間的な温かさを大事にできる組織をつくっていきたいです。結果的にそれが患者さんに伝われば、それが社会的な価値となりひいてはそれが競争力となると考えるからです。

④ これからチャレンジしていきたいことについて教えてください

先ほども申しましたが、私達は100年続く医療法人を作り上げたいと考えています。そのためには医療サービスの質を維持し、向上し続ける努力をしていくことが必須です。

私がリタイアしたとしても、患者さんを想う気持ちと技術を磨き続けるマインドを持ち続けられる組織ができるよう、日々取り組んでいきたいと思います。そして、医療法人IMAが社会から認めれら継続し続けてもらえればこれ以上うれしいことはありません。

最後になりますがSDC会員のみなさん、これからもよろしくお願いいたします!

ビクトル歯科 デンタルクリニックラヴィル有明 パドマデンタルクリニック

今宮先生、お忙しい中ご協力いただきありがとうございました!
今宮先生には、7月13日に開催される第7回SDC総会にてご講演いただく予定となっております。20年以上の歯科医院経営で培ってこられたご経験や、医院経営の岐路でどのように考えて意思決定をしたのかなど、普段なかなか聞けない内容となっております。貴重なお話を聞ける機会ですので、皆さんぜひお越しください。
今宮先生、当日のご講演どうぞよろしくお願いいたします!

歯科医院のための集患講座 第2講

SDCアドバイザーでありWEBを中心としたコンサルタントとして活躍中の芳川充氏によるコラムを連載することになりました。会員の皆さまの日頃の医院経営の参考にしていただければ幸いです。

芳川 充 先生

芳川 充 先生

こんにちは、集患パートナーの芳川です。
早速ですが、先月に引き続き歯科医院のための集患講座 第2講を始めさせていただきます。

―フェイスブックページの活用

歯科医院の集患で最もお勧めできるソーシャルネットワークは、フェイスブックです。来院できる範囲に住んでいる人と“友達”になって、頻繁にコミュニケーションをとれば、間違いなく集患に役立つでしょう。

ただ問題なのがドクター自身が非常に忙しく、なかなかフェイスブックを継続的に運営するのが難しいということ。

そこでお勧めするのが、日頃の運営をスタッフに任せること。
今回はその具体的な方法を手順を追ってご案内いたします。

 

① フェイスブックの始め方について

フェイスブックを始めるには、趣味目的であれ、仕事目的であれ、個人アカウントを開設する必要があります。その際実名での登録が必要です。既にドクター自身がアカウントをお持ちでしたら、それを利用するのが一番です。もしアカウントがなければ新規で作成しましょう。非常に簡単に、かつ無料で作成することができます。

② フェイスブックページの作り方について

次に個人アカウントの個人ページから、フェイスブックページを作成します。フェイスブックページは、ビジネスに適した仕様になっていて、次のような利点があります。

  1. ①タイトルを歯科医院名でも、歯科医院の特徴でも、自由に設定できる
  2. ②ページのいいね!を集めることができ、いいね!をしてくれた人に情報を届けられる
  3. ③アクセス解析がついており、投稿した情報が届けられた数を知ることができる

③ フェイスブックページの運営について

フェイスブックページの運営はスタッフに任せます。ドクター本人のアカウントをスタッフに教えて運営する場合、ドクター本人の個人アカウントのIDとパスワードを教えなくてはならないので、情報漏えいには十分気をつけましょう。

④ フェイスブックページの運用・更新について

スタッフには、仕事の合間に次のことをおこなっていただきます。

  1. ①地域の友達を増やす。個人ページで友達になっている人を招待できる機能があるので、まずはそれを利用する。
  2. ②個人ページの友達を増やすには相手に申請しなくてはならないが、1日に多量の申請をすると申請停止の処分を受けるので、1日5件程度でコンスタントにおこなう。
  3. ③個人ページに友達が増えると、フェイスブックページに招待出来る人も増える。
  4. ④フェイスブックページのいいね!を増やす作業と同時並行で投稿する。内容は、次のようなものがいいでしょう。なるべく写真を多用します。もちろん動画でも結構です。
     ◎今日の営業時間、予約状況
     ◎歯科関係の役立つ情報やうんちく
     ◎地域情報
     ◎差し支えない程度にスタッフのプライベートなども

⑤ 問い合わせへの対応について

フェイスブックページを見てくれる人が増えてくると、コメントを入れてくれたり、質問が入ったりすることがあります。この場合もできるだけ迅速に対応してもらうようにしましょう。フェイスブックは情報発信だけではなく、コミュニケーションがいかに取れるかが重要です。

またフェイスブックはツイッターと同期することができるので、もしツイッターアカウントで有効なものがあれば同期してください。フェイスブックに投稿すれば、それをツイッターに反映させることができます。ただし、ツイッターの文字制限は140文字なので、反映されるのは最初の140文字だけです。

フェイスブックは無料で気軽にできる代わりに、効果を出すためには継続的に投稿し、友達とコミュニケーションをとらなくてはなりません。

訪問歯科診療と口腔ケアへの取り組み-歯科医院における口腔ケアへの取組み

著作権保護のため、非公開

このページのトップへ

【SDC事務局】

運営:フォーユーメディカル株式会社

〒103-0005 東京都中央区日本橋久松町11-8 日本橋118ビル6F

TEL:03-5645-8338(担当:板橋)

E-mail:info@sdc-japan.com

このページのトップへ

SDC通信 バックナンバーはこちら

ご相談・お問合せ

不安や疑問を残さず、何でも
気軽にご相談ください。

無料メール相談